配当株投資を始めたきっかけ
こんにちは退場おじさんです。
株式トレードを始めて20年間ずっとスイングトレード、デイトレードなどをやってきましたが、ここ3年程はIPO(新規公開株)も盛り上がりに欠け新興市場でのトレードも苦しくなって来ていました。自身の年間利益もピークから右肩下がりの時に2024年4月に300万円を超える損失を出しました。
あくまで私のトレードが下手くそなのが原因なのですが、どうしても稼ぎが減ってくると苦し紛れに自分が決めたトレードルールを破り、トレードしてはいけない(ポジションを持ってはいけない)タイミングでトレードをやってしまいます。大抵損失を出す時のパターンは同じです。
あくまで私個人の場合限定での話ですが、デイトレードにしてもスイングトレードにしても利益が取れる優位性の高いタイミングがあります。相場が良い時はそのタイミングが頻繁に出現し、相場が悪い時はそういうタイミングが少なくなります。利益を上げようと思えばその優位性があるタイミングをひたすら待たないといけないし、待ってもいっこうに来ないならトレードをすべきではありません。
私はプロのトレーダーではなく相場環境が良い時しか稼げないトレーダーですのでルールを守れなければどんどん深みにハマってしまい自滅してしまいます。
投資のやり方を変えなければ
ここ2~3年ほどはトレードが苦しくなっているのを実感してなんとかしないとマズイなと思っていたこともあり、
書店で気になっていた長期株式投資さんの高配当株投資の書籍を購入して2023年初頭には読んでいました。
しかし20年間ずっと続けてきた投資法を簡単に変えることが出来ず、利益も右肩下がりながらなんとか出ていたのでズルズルと今までのトレードを続けていました。それにその時は日経平均が凄い右肩上がりの状態で今から買い付けていけば高値掴みになってしまうという思いがありました。
しかし、ここ数年パフォーマンスが落ちてきた矢先の大損失で高配当株投資をやってみようと思い、2024年9月よりNISA口座にて長期株式投資さんの投資銘柄を参考にして(マネして)銘柄の買い付けを始めました。
配当株やってみて考え方が変わった
やはり百聞は一見にしかずと言いますかやってみたらかなり楽しくすぐに興味を持ちました。
会社の時価総額、事業内容、業績の推移、配当利回り、配当額の推移、連続増配であるかなどを調べるうちにこれらの会社の株を安い時に買ってずっと保有し続けたいと思うようになりました。
長期株式投資さんの銘柄選定でなるほどと思えるのはこの会社が潰れるならもう仕方ないと思えるような業界トップの優良企業を中心に永久保有するという考え方ですね。これはバークシャーハサウェーのバフェット氏の考え方と同じかなと思いました。この考え方ならたとえ何かのショック安が来て株価が暴落しても、業績が悪くなり株価が一時低迷することがあっても安くなった時に買い増すことが出来ます。
きちんと分散投資をすればリスクは低く抑えられますし、歴史の浅い小さい企業にありがちな業績の変化で突然配当をなくすなどの事態も少ないのではないかと思います。
まとめ~現在主流の投資法

私が投資というか投機を始めた時はこの手法で1億稼いだ3億稼いだという見出しで書店にズラリとデイトレードとスイングトレードの本が所狭しと並んでいましたし、テレビ放送にまで出演するトレーダーもいました。
しかし新興市場バブル崩壊からリーマンショックを経てアルゴリズム取引の台頭などでデイトレードが廃れて(自分でそう感じてるだけかも)、今現在の書店の株式コーナーには年間配当○○万円を得るみたいな見出しの書籍がズラリと並んでいます。時代の流れを自分自身も書店に行っても感じます。それに
もともと配当株投資法は昔から富裕層が不動産投資と並行して行っていた手法ですので本当に投資のど真ん中王道だと思います。
配当株投資を始めるタイミングさえ間違えなければ、これが一番難しいところで多少運もあると思います。相場の上昇期に運よく始めれば資産はどんどん増えますが、運悪く相場の下降期に始めればいずれ相場が上向くまで長い期間耐えなければいけません。相場の経験の浅い人は相場のサイクルを経験していないと思うので不安になると思います。
そういう時の考え方や過去の事例や教訓なども長期株式投資さんの書籍は学ぶことが出来るので投資を始める前にまず熟読することをお勧めします。そうすれば計画性をもって投資に取り組むことが出来ますし、相場の急変時なども書籍に書いてある対応法などを見直して冷静な判断が出来る可能性が上がると思います。
以上ご参考になれば幸いです。