インターネット口座の乗っ取り問題を受け、証券業界が加害者口座の特定に乗り出す方針であることが分かった。

  関係者によれば、想定される加害者口座としては、他人の口座を乗っ取り特定銘柄の価格をつり上げた後、自分の口座にあらかじめ保有していた同一銘柄を売却して利益を確定する行為が認められるかなどが焦点になるという。

  不正取引は年明けから被害が発覚し、4月には被害件数、金額がピークに達した。日証協や証券会社のセキュリティー対策強化もあり、6月以降は大きく減少したが、それでも7月単月の不正取引金額は460億円あった。金融庁によると1月から7月末までの累計で不正取引の件数は8111件、被害額は6205億円に上っていた。

6月以降は被害が大きく減少したとはいえ7月だけで460億円です。私にも怪しげなメールが届くようになりました。紛らわしいのは毎日証券会社から何十通もメールが届くのにそれらに紛れてフィッシングメールが送られてくることですよね。

私はアプリやパソコンのブックマークからしか証券会社にはログインしないようにしています。