NISA,全世代に対象拡大へー共同通信https://news.yahoo.co.jp/articles/d0f96e681018cf4d0056adb1742ea33b9a22b111金融庁が検討する2026年度の税制改正要望の概要が26日判明した。少額投資非課税制度(NISA)の対象を高齢者や子どもを含めた全世代に拡大する。「貯蓄から投資へ」の流れを加速し、家計の資産形成につなげる狙いだ。
NISAは18歳未満が対象外の「つみたて投資枠」について、年齢制限の撤廃も視野に入れて見直す。実現すれば、年齢を問わず継続的な買い付けや売却による現金化ができるようになる。
こんにちは退場おじさんです。
ネットでは制度拡充を歓迎する人達の声と金融商品やリスク商品への教育不足による不安、資金に余裕がある家庭とない家庭で最初からスタートに差が出て社会的な格差が拡大していくという意見も多くあるようですね。
社会保障の責任を個人に押し付ける制度だと批判する声も根強くあるようです。たしかに私も最近のXで配当株投資をしている投資家の方々とまったく資産運用をしていない人達のことを考えると、NISAによって資産形成ができる人とできない人の差が拡大していくのを実感します。物価がインフレし続けてることもあって普通に買える人と安い商品しか買えない人がもうすでに居て私もその一人ですが、アメリカみたいに貧富の差がハッキリ見えてくる社会になりそうな気がします。そんな危機感が出てきたので私も慌てて配当株投資に取り組み始めた理由の一つでもあります。
しかしNISAが未成年の子供にまで拡大ということになればこれはもうハッキリと親の経済力や金融リテラシーで左右されることは間違いないでしょう。貧しい家庭の子供は金融についての教育など受けるはずもなく、自分で書籍を読んだりメディアなどなんらかのキッカケで金融を学んだのち、アルバイトをしながらNISAの積み立てをしないとかなりの経済的格差が若者同士の間に出来てしまうのではないでしょうか。

こういう表現はあまり好きではありませんが親ガチャによって最初のスタート地点の差が更に広がる気がします。
逆に言えば経済的に普通の家庭であっても金融について勉強し早いうちにNISAなどに取り組めば、経済的格差を縮められるチャンスになるのかも知れませんね。つまるところは情報を集め勉強して初めの一歩を踏み出せるかどうかでしょうか。